レッドリボンさっぽろ

活動について
HIV陽性者・AIDS患者との共生を目指し、差別・偏見のない社会を実現するために活動をしています。
私たちの会の名前にもなっている「レッドリボン」。レッドリボンとはHIV陽性者・AIDS患者を差別していません、エイズに対し正しい理解をしています、という意思表示のシンボルマークです。
私たちは、エイズをとりまく諸問題は、セクシュアルマイノリティ(同性愛者、両性愛者)、血友病患者、性風俗従事者、在日外国人に対する差別につながっていると考えています。
また、HIV/AIDSは性感染症の一つであり、性に関する価値観や道徳観が複雑に絡み合い、AIDSという病気への差別をより複雑にしています。
どのように考えるかは、ひとりひとり違いますが、立ち止まり考える事から、はじめたいと思い活動しています。現在日本では先進国で唯一新規HIV陽性者が増加し続けており、HIV感染予防のための啓発活動も活動の大きな柱となっています。
*オフィシャルサイトより抜粋

注目してほしいポイント
NPO法人レッドリボンさっぽろは、札幌市を拠点に、HIV陽性者・エイズ患者およびその周囲の人々を支援するとともに、差別・偏見のない社会を目指す団体です。相談、交流会、講演、行政との協働による無料検査などを通じて、HIVについての正しい理解普及と当事者の人権擁護を図っています。
また、会員制度を持ち、ボランティアスタッフやコミュニティとのつながりを重視しています。
主な活動には、「HIV陽性者交流会 in HOKKAIDO」の開催、電話相談窓口の運営、無料のHIV/梅毒検査の実施、講演会やイベントを通じた啓発活動があります。
さらに、コミュニティペーパーの発行や、ボランティアスタッフ説明会も行っており、当事者も支援者も含めたネットワークづくりを進められています。
交流会では孤立感を減らすことを目的とし、HIV陽性者が安心して集い、話せる機会を提供。
講演会や啓発活動を通じて PrEP(HIV予防薬)や薬剤耐性の問題等、最新の知見を周知することで、差別理解の改善と医療アクセスの促進にも注力されています。