活動について

自然環境を活かした農業と伝統に囲まれた農村。そこではコウノトリが舞い、子どもからお年寄りまですべての人の笑顔が輝く。
私たち「認定NPO法人とくしまコウノトリ基金」は、コウノトリの保護をとおした地域農業や地域経済の活性化を目的に、様々な取り組みを行なっています。

＊オフィシャルサイトより抜粋

注目してほしいポイント

徳島県を拠点に活動する「とくしまコウノトリ基金」は、コウノトリをはじめとする希少鳥類の保全を通じて、地域の自然、農業、そして経済や社会の活性化を目指す認定NPO法人です。
この団体のいちばんの魅力は、コウノトリの「野生復帰」を本気で支えていることです。徳島県では現在わずか1ペアの繁殖が確認されている状況ですが、とくしまコウノトリ基金は営巣場所の確保やビオトープ（水辺環境）の整備・管理、水生生物の増殖技術の普及などに取り組み、第二、第三の繁殖ペアが生まれるよう、地道かつ精力的に活動を続けています。

さらに、この団体は単なる自然保護にとどまらず、コウノトリと人との共生の道を開いています。ビオトープで育てたお米をはじめとする農産物や加工品の開発・販売支援、地元でのエコツアー企画、環境学習や観察会などを通して、住民や訪れる人々に「自然と農と人がつながる暮らし」の価値を伝えています。

ぜひ、「自然を守る」だけでなく、「自然と共に暮らす」を実感できるような、暮らしや地域の再生に寄り添った活動として、とくしまコウノトリ基金の取り組みに注目していただけたらと思います。