ハーモニーカレッジ

活動について
「子どもから大人まで、皆が安心して楽しく学び合い育ち合える、そんな牧場がつくりたい!」と鳥取県八頭町にある柿畑を仲間たちと手づくりして25年が経ちました。おかげさまで活動の輪が広がり、拠点が増え、思い描いていたことをバージョンアップさせながら邁進しています。
コロナウイルス感染症と向き合う2年間は、精一杯の配慮と対策を講じつつ、祈りながら活動してきました。事業の縮小はあったものの、ここまで乗り越えて来られたのは皆様のご理解とご協力のおかげです。今後この2年という時間は、子どもにとって大人以上に大きな影響を与えていくと思います。本来は心身ともに成長する時期に、人生をガラッと変えるような体験や出会いがあったことでしょう。
私たちは、馬や自然、遊びを思いっきり体験できる子ども事業は継続しながら、今年度開園できた認定こども園を軌道に乗せ、生き辛さを感じている子どもたちの居場所、学びや体験の場であるフリースクール「まなび~馬」も学校の出席扱いとしてもらえるように認可を目指します。そして、様々な事情があり空山に来ることができない子どもたちにも、かわいいポニーや優しく寄り添ってくれるカウンセラーたちと出会わせてあげたい!そんな想いで「ギフトポニーキャンプ」に取り組んでみたいと思っています。
子どもは未来です!どんな状況であっても、子どもたちがイキイキと希望が描ける社会でなければなりません。私たち大人の背中を見て子どもたちは育っています。想いを共有できる全国の皆さま、互いに繋がり、応援し合って、励まし合って子どもたちに誇れる社会を創りましょう!カッコいい背中を見せていきましょう! 9月に開催した25周年記念祭は、皆様と想いを共有し、未来を語り合える会となりました。 今年度も理念と教育観を軸に、ブレることなく夢は大きく、日々は一歩ずつの活動を続けてまいります。
*オフィシャルサイトより抜粋
注目してほしいポイント
鳥取県の大自然の中で、「ポニー」をパートナーとして、子どもたちの生きる力を育んでいるのがNPO法人ハーモニーカレッジです。彼らが運営する「空山ポニー牧場」は、単なる乗馬施設ではありません。ここでは、ポニーの世話や触れ合いを通じて、言葉を超えた心のコミュニケーションを何よりも大切にしているのです。サイトを拝見して心惹かれたのは、ポニーを単なる家畜や乗り物としてではなく、共に生きる「仲間」として接している点です。子どもたちは、自分よりも大きな動物と向き合い、日々の世話をすることで、相手を思いやる優しさや責任感を自然と身につけていくのでしょう。キャンプや「空山自然学校」といった活動の中で、子どもたちが目を輝かせながら成長していく様子が目に浮かぶようです。
また、ここには若者の自立支援や、人が抱える悩みにそっと寄り添う活動もあります。空の広さを感じる牧場で、動物の温もりに触れながら、自分らしさを取り戻していく。そんな温かい居場所がここにはあります。動物が好き、あるいは自然の中で心を癒やしたいと感じている方は、ぜひ彼らの活動に触れてみてはいかがでしょうか。

